Posted by : Kyoko Mstra 2016年6月18日土曜日

5月に引き続き、6月もTRA Cafe主催者のシンハムさんこと小林晋也さんをお迎えして、タイトルの翻訳支援ツール講座を開催しました。



翻訳ツールに関しては、興味や関心を持つ人も多く、今回も40名に近いお申し込みをいただきました。盛況でありがたい限りです。

小林さんからのお言葉を最初に紹介しておきます。

これまでにも翻訳支援ツールには、その是非を巡ってさまざまな議論がありました。 翻訳者が導入するかどうかはともかく、すでに多くの翻訳会社が何らかの翻訳支援ツールを導入し、ツールの使用を前提とする案件が増えている現状を無視することはできません。 そこで、今一度「翻訳支援ツール」とはどういうものかを検討し直してみます。翻訳支援ツールについてよく知らない方だけでなく、すでに導入済みの方、導入を検討されている方、導入しない方にも有益な話をする予定です。

概要

  1. 翻訳支援ツールとは ~そのメリットとデメリット~
  2. その他のツールについて(翻訳作業を補助するためのツールの紹介)
  3. 翻訳支援ツールの実演(Trados Studio 2015 & memoQ 2015) 


内容の詳細に関しては、ご出席者にテキストを配布いたしましたので割愛いたします。

個人的には、私は現在、TRADOSとMemoQを所有しており、主に後者のMemoQを使用しています。いまだエージェントおよび直受けクライアント共に、ツールの使用を前提として依頼を受けておりませんが、自分のメモリ構築のためにツールを使用している状況です。

翻訳者の翻訳ツールへの対処方法としては、当然ながらこの2つです。

I.翻訳ツールを使用しない

どのような分野であれ、固有名詞やそれに近い専門用語などの用語集を使用したり、マクロやその他のツールを使用したりしている方はほぼ100%かと思われます。ここでは、翻訳ツールとは、いわゆる翻訳支援ツール(Trados、memoQ、Omega、Tratool、Worfdfast、Pattranserなど)を指します。

小林さんもセミナーで言ったとおり、翻訳ツールを使用しないというスタンスの方もいらっしゃるでしょう。様々なTipsや他のソフトなどを自分なりに活用し、支援ツールに近い翻訳手法を編み出して、その方を良しとする考えもありかと思います。小林さんが2.でいくつか紹介してくださいました。

II.翻訳ツールを使用する

現時点で、翻訳ツールを全く採り入れていないという翻訳会社は少数派でしょう。特に海外大手ローカライザーの案件はほぼツール必須かもしれません(当然分野によります)。個人的には、この趨勢は今後とも加速していくと想像します。そのため、新規開拓先を拡大するためには翻訳ツールを採り入れる、もしくは私のように、案件にこだわらず積極的に使用する、という選択も考えられます。


いずれにせよ、翻訳者は流されるのではなく、自らが主体的にどうするかを選択し、決定しながら、自分スタイルを確立していく必要があるでしょう。

言うまでもなく、ツールは「支援(お手伝い)」してくれるだけで、「翻訳」を代わりにしてくれるわけではありません。これさえあれば、効率が上がって、収入も一気に増え、翻訳の質も向上するという『魔法の杖』ではありません。地道な本体の勉強も忘れたくないものです。会員様のレポートもどうぞ併せてお読みください。






また次回、お目にかかれる日を楽しみにしております。




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