Posted by : Kyoko Mstra 2013年9月11日水曜日

「ミズトラの会(Ms.Translatorsの会)」で、木金と2日間にわたってITセミナーに参加してきました。今回のセミナーは「ITセミナー」と銘打って、「対訳君」で有名な医薬翻訳会社MCL社社長様(京都)と、有名IT翻訳者/講師帽子屋翻訳事務所社長様(東京)をお招きし、1日目は「対訳君」と「TRADOS」のコラボ講座、2日目は「読ませる翻訳」(ITマーケティング翻訳)講座を開催しました。

夏前に発案したこの講座、企画/立案・準備に結局数ヶ月を費やすことになり、その間に何人もの会員さんのご協力をいただきました。2日間でのべ45人の参加者。アンケートをとってフィードバックを入手するのはこれからですが、「参加して良かった!」という声が1つでも多くいただけたら、私含む準備に携わったスタッフの苦労も一気に吹き飛びますね。



毎日インテシオ@大阪梅田




「対訳君」は医療辞書の充実度が傑出しており、医薬翻訳者の間で人気のツールです。一方、TRADOSはご存じのようにIT翻訳者必須ツールです。最初は何となく両者のコラボ企画としたのですが、この2つのツールを併用して生まれる効果がセミナーを通じて初めて明確に分かりました。翻訳ツールはこれ以外にもFelixやWordfast等、様々な製品があります。我々翻訳者は効率化を図るため、これらのツールをどう自分なりに取捨選択し、カスタマイズするかを考えねばなりません。ツールを使用しないという選択肢ももちろんありますが、今やツールやその他PCTipsを採り入れることは翻訳者の必須条件となりつつあるでしょう。効率化だけでなく品質向上のためにもです。ITセミナー第2弾、是非開催したいです。

完全アナログ派、メカ音痴の私は特に、これを自分一人で本やネットから勉強して習得することはとても無理です。実際にデモを見たり、体験者の声を聞いたりしてやっと輪郭がつかめてくるのです。今回はデモはもちろん、実際の使用者さんたちから細かい説明を聞き、さらには開発者の視点からの回答まで聞くことができ、大変な収穫を得ることができました。両ソフトを購入するかどうかは別として、ツールに関する意識が高まりました。


ただ、2日目のセミナーの内容にも絡んでくるのですが、翻訳は機械のように、ツールや自動化を通じて完全なものになるかというとそれは全くの間違いです。翻訳の根幹は言うまでもなく英語力/日本語力であり、すなわち、理解力/発想力/想像力/表現力等、機械では置き換えられない様々な力が必要です。ツールを勉強すること以上に、それらの力を向上させることに時間も手間もかけねばならないと思います。




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